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「キスしていいカナ?」
顎に手をおいて僕を上にむかせ二人の口のギリギリの間をつくって聞いてくる
「だっ…だめっです!」
あまりにも近いものだから知貴さんが喋るたびに吐息がかかり恥ずかしくなってくる
その時、急に僕の後ろにあったドアが開き僕を押した
「!?!?」
「やっと会終わったよ~でも消灯時間過ぎてたから寮長と湊の目を盗んで来ちゃ………」
僕は椎君が入って来たドアに押されて知貴さんにキスをしてしまった
慌てて知貴さんを押して腰に手をまかれ密着しているが顔は離れるのに成功した…
「君からシテくれるなんて…想像できなかったヨ…」
「そっそんな…」
だんだんと涙目になる僕は後頭部に手を置かれた
「へっ?なん─…んっ」
知貴さんは椎君が居るにも関わらずキスをしてくる
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