①始まり

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さらに萩君が無言で殺気を放つと 鷹里父は「また明日vV」と僕の耳元で囁いて二人をつれて帰っていった 三人を見送った後、萩君が口を開く 「たく…音弥は無自覚なんだよ…」 「えっ?何が?」 さっきまで仕事をしていたのでエプロンを着たまま首を傾げると萩君は顔を赤らめる 「それが無自覚なんだよ…………」 「…………?」 幼稚園は仕事は昼までなので萩君と別れて僕は家に帰った 休憩している間に"暁朱一鎧"幼稚園 の事を説明しよう 暁朱一鎧は、幼稚園から高校までのエスカレーター式の学園である 幼稚園の時は、寮は希望者だけだが小学校から強制になる
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