①始まり

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妙に弟子達に懐かれたがそこは無自覚な音弥は(弟子に慕われているな~)と幸せ気分だったみたいだ いつの間にか高等部についた音弥はその場に立ち、周りを見わたす さすが金持ち学園だ… …えーと もう理事長には連絡したから早速部室に行こう… もう放課後だしね… そんな事を考えていた僕の後ろから急に声をかけられた 急だったもので驚いて体が一瞬びくっとなる 「道に迷ったか…?」 あっ萩君 スーツ姿だ… 頼む…顔交換してくれ そう思いながら僕は返事をした 「萩君…道に迷ったわけじゃないよ。ただ考え事をしてただけ!」 そう言いながらフワリと微笑むと…
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