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妙に弟子達に懐かれたがそこは無自覚な音弥は(弟子に慕われているな~)と幸せ気分だったみたいだ
いつの間にか高等部についた音弥はその場に立ち、周りを見わたす
さすが金持ち学園だ…
…えーと
もう理事長には連絡したから早速部室に行こう…
もう放課後だしね…
そんな事を考えていた僕の後ろから急に声をかけられた
急だったもので驚いて体が一瞬びくっとなる
「道に迷ったか…?」
あっ萩君
スーツ姿だ…
頼む…顔交換してくれ
そう思いながら僕は返事をした
「萩君…道に迷ったわけじゃないよ。ただ考え事をしてただけ!」
そう言いながらフワリと微笑むと…
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