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②
「あ…」
彼につられ、街の方を見てみるとさっきまで所々しか点いていなかった街の灯りが
パァッと一斉に灯されていった。
「綺麗だ…」
「だろー!!宝石みたいだろっ♪」
そう、特に今日はクリスマスだから住宅地のイルミネーションもプラスされて更に綺麗だ。
「もしかして先輩…この光景を見せる為に、僕をここに連れて来てくれたんですか?」
「ああ!芙愛、綺麗な物大好きだろ?だから一年で一番稲妻町が綺麗に見えるこの瞬間を見せてあげたかったんだっ!あ、でもカメラも持って来たら良かったな…」
「……」
「芙愛?」
僕が綺麗な物好きな事…覚えててくれたんだ…嬉しい…
「先輩っ!!」
ギュウッ
「えっ、わっ」
「ありがとうございますっ!先輩…また来年、連れて来てくれますか…?」
「あ、ああっ!勿論だっ!また来年、二人で来ようなっ♪」
宝石の様にキラキラ輝く街も綺麗だったけど
街の明かりに照らされた先輩の笑顔の方が、ずっとずっと綺麗だった---
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長いしグダグダ…
初の芙愛×円堂なのに、逆に見える…orz
…とりあえず、最後まで読んで頂き
ありがとうございますっ♪^^
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