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「何か仰いましたか、理事長?」
諏訪さんがものすごくイイ笑顔で、叔父さんの方を見た。
凄い……諏訪さんの後ろに本当に大魔王がいる……!!!!
「申し訳ございません、大魔王様っ」
あ、叔父さん土下座した。
「うん、理事長情けない☆」
あ、叔父さんの顔のところ水が溜まってる。
叔父さんが哀れに見えてきた俺はとりあえず…………目を逸らした。
「あれ!?歩幸さん!?選択おかしくない!?」
「うえ!?あ、じゃあ、叔父さん頑張れっ」
「目を逸らしたまま言うなよ……」
そう言う尋樹先輩も目を逸らしてますけど………とは言えなかった。
だって尋樹先輩、明らかに笑いたいの我慢してる顔だったから………。
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