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「俺は東海林 英(ショウジ スグル)。よろしくな」
眼鏡美形さんが俺に言った。
「よろしく....」
なんか東海林くんの声って....。
「落ち着く....」
「へ?」
神崎くんがきょとんと、俺を見る。
やべっ
つい口にしてしまった!!
ホラー!!
2人共不思議そうな顔してんじゃん!!
「や、あの....東海林くんの声....落ち着くなぁって....」
頭をポリポリ掻きながら2人に言った。
すると、何故か神崎くんの顔が満面の笑みになって....。
俺は再び抱きつかれた。
「でしょでしょ!!すーくんの声って落ち着くでしょ!!」
神崎くんは嬉しそうに言った。
つか、苦しいんだけど....。
俺が苦しそうにしてるのに気付いたのか、神崎くんが離れてくれた。
「すーくんの声ね、皆からはセクシーボイスって言われてるんだ。でも、すーくんはそう言われるのすごく嫌なの。僕も違うと思う。だから、ふーちゃんがそう言ってくれて嬉しい!!」
神崎くんは本当に嬉しそうに笑った。
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