🐱

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星の輝く夜に彼女たちは出会った。 彼女は一人ぼっちで、空を見上げていた。 ふと、空が見えなくなる。彼女の前に誰かが立ったのだ。 「捨てられてしまったのかい?白猫ちゃん」  ダンボールのなか一人で凍えていた彼女に彼が声を掛けた。  (ええ、私は一人ぼっちなの)  「そうか、おなかが減っているのか」  (・・・。) 話がかみ合っていない。でも、心は通じ合ってた。  コレが彼女と彼の出会い。
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