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それから、彼女は彼の家に住むことになり、『シェリー』と彼女は名付けられた
「よろしく、シェリー。僕は秋山惣介っていうんだよ」
そう彼が自己紹介したのは三年前の事だ。
三年前、子猫だったシェリーも大人になって、綺麗な白猫となった。最近近所の猫に愛の告白をされる。
(君は本当に綺麗な猫だよ)
近所の黒猫にそういわれても、シェリーは照れもせず、喜びもせず、静かに
(ありがとう)
と言った。
(ねぇ、俺の恋人にならない?それで、子供を産んで仲良く一緒に暮らすんだ)
(いやよ。この前も言ったでしょう?)
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