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映画を見終わると、明海がシェリーに近寄ってきた。
「シェリーちゃん」
そういって、明海はシェリーを撫でようとしたが、シェリーに威嚇されてしまった。
「うー。やっぱり懐いてもらえないのか」
シェリーにだってプライドがある。恋のライバルに懐くなんてことはしたくない。
「そうだ、秋山さんに。お昼ごはんを作る約束をしてたんだ!」
明海はそう言って、台所へ向かう、惣介と二人、台所に立つ。部屋に恋人同士の楽しそうな声が響いている。
(あーあ。イチャイチャしてさ。もう見てらんない)
シェリーはそう言って、惣介の買ってくれた猫用のベッドで眠りについた。
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