始まりを告げる日

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白河「あの、神崎さん」 神崎「なんだよ。てか、なんで俺の名前を知ってんだよ?」 白河は、神崎に話しかけていた。それを見ると同時に、周りにいた人はばらばらに散っていった。 白河「私、あなたに会うためにこの学校に転校してきたんです」 神崎「それと俺の名前を知っているのは関係ないんじゃないか?」 白河「あ、そうでした。えっと……なんでだったけ」 神崎「おいおい……」 神崎はあきれた様子だったが、悪い気はしていない感じであった。 別に彼は、人付き合いが下手だとか、嫌いではないのだ。 ただ、周りがよってこないだけなのだ。
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