プロローグ

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いつもと変わらないこの道。 それと同じように、俺の運命も変わることはない。 自らの運命は自分で決めるなどとよく言うが、そんなことは俺にはできない。 そんな器ではないのだ。 目標があれば、それに向け行動するだろう。だが、俺にはそれがない。 ただただ、生きているだけ。 神崎直人は、そんなことを考えながら学校へと向うのだった。
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