始まりを告げる日

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変わらぬ道を歩き続け、神崎は学校に到着する。 いつもと同じ校門を通り、いつもと同じ教室に向かう。 彼は高校3年となり、周りのほとんどが進路のことばかりを話している。 ここが進学校である以上は、仕方がないことだ。 だが、神崎にとってはそれもどうでもいいことだった。
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