始まりを告げる日

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教室に入った神崎は、1番奥で1番後ろの席に向かう。 そこが、永遠に変わることがない彼の席。 勉強をする気がない彼にとっては最高の席だった。 担任が、邪魔なやつは隅で大人しくしてろとこの席になった。 教師の連中にも、当然のことだが評価はよくない。 そんなものも、彼にとってはどうでもよかった。
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