始まりを告げる日

7/20
前へ
/119ページ
次へ
当然のように、白河は色々な生徒から話しかけられていた。 転校生ということに加え、容姿も抜群だ。 肩ぐらいまである茶色の髪、そして細くか弱そうな体型。 顔には落ち着きがあり、かなりかわいらしく、優しい目をしている。 そのため、余計に人が集まるのだろう。 神崎とは雲泥の差だった。 すぐ隣にも関わらず、彼の周りに人が集まることはない。 だが、彼女はそれらの人を全てどけて、神崎のもとにきた。
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!

225人が本棚に入れています
本棚に追加