第一章 私の病気

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娘が小学校一年の時に起きた、小さな事件。娘が体育の授業で、鉄棒から落ちてしまった。それ以来トラウマになり、鉄棒が出来なくなってしまった。このままではいけないと思い、娘と鉄棒の特訓をした。嫌がる娘を無理やり公園に連れていき、あなたはできる、大丈夫だからと励まし続けた。そしてやっと前回りができた時は、とても嬉しかった。 突然、誰かが私の肩を叩いた。 「誰!?」 振り向くと、朝食を作ってくれた娘さんがいた。娘の友達だと思い、娘を知らないか聞いてみた。娘さんは一瞬戸惑ったが、すぐに笑顔で答えてくれた。 「夏子なら、私の家にいますよ。さぁ早く行きましょう。」私は安心して娘さんね後をついて行った。 家に着くと娘さんが、疲れたでしょうと言って、ベッドまで連れていってくれた。私は疲れと安心したおかげで、すぐに寝てしまった。
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