翌日

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なんて内心ふざけた感じで言っていたが、内心の内心ではガクブルが止まらない状況だった。 更にその内心では、絶望のあまり喉をかきむしって(ry だが、それで分かった。 星也は日和に驚かなかったのは、既に来ていたのを知っていたからなのか。 コイツの事だから、窓とかから侵入して来たのかと……お前はどこのスネークだって聞きたいくらい、日和は侵入するのが上手いからな。 ま、それはさて置き。 ……ヤバいか……? 朝からR18(グロ描写的な意味で)な展開か……!? 「星也」 俺がライフストリームに落ちた某英雄の如く発狂しかけていると、不意に美空が呟いた。 美空らしからぬ口調に、俺と日和は揃って首を傾げる。 星也も同じく、怪訝な表情だ。 「美空、どうしたの?早く朝ご飯食べなきゃ、遅刻しちゃうよ?」 星也が言うと、美空は兄の元へゆっくりと近付いていった。 ──一瞬、この部屋の空気に緊張が流れる。 何やらシリアスな感じがするのに、木っ端微塵にぶち壊されたドアの残骸が、妙に場違いだった。 「ラブラブになろう」 「え?」 三人分の「え?」が重なったと同時に、美空は星也にギュッと抱き付いた。 「みっ、美空!?」 「だって!だってだってだって、日和お姉ちゃんとお兄ちゃんが見せ付けてきたんだもん! どーだ、私達だってラブラブだぞはっはっはーっ!!」 俺と日和は、その場にずっこけた。 悔しかったんかいッ!! そして、別に見せ付けたつもりは無いッ!!
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