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しばらくしたら上野貴信がジュースを俺たちにだしにやってきた。
貴信「皆さん、どうぞ。」
刹那「ありがとう御座います。」
紅「そんな貴信さん私がやりますよ。」
貴信「いえ、紅さんたちはお客様ですから。」
上野貴信のこの言葉に俺は改めて紳士だなと思った。
刹那「あの、上野さん、ちょっと聞きたいことがあるんですが…」
貴信「なんでしょう?」
刹那「庭にある小屋をちょっと見て来ていいですか?」
なぜ俺はこんな大雨の日にわざわざ自分から庭に行きたいなんて言ったのかは自分でも謎である。
貴信「別にかまいませんよ。」
刹那「ありがとう御座います。」
紅「あ、私も一緒に行かせて刹那。」
刹那「もちろんいいよ。」
こうして俺と紅は大雨のなか庭へと足を運んだ。
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