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体育館には百二十人ぐらいの人がいた。
大木「お~い。龍殿~」
龍「お、大木(たいぼく)じゃないか。お前も金光に入学したのか」
大木「そうじゃ、おいどんたちは全中では敵じゃったけどこれで、仲間じゃの~」
龍「ああ、オレもお前みたいな奴とはもうやりたくねーよ」
大木「おいどんもじゃ。ところで海牙殿はどうしたんじゃ?」
龍「海牙は便所に行ったんだが帰ってこねーな」
監督「では、これから入部試験を開始する。始めに自己紹介をしてもらう。一番から順に百五番まで自己紹介をしろ。では、一番」
龍「海牙帰ってこねーし」
そして、海牙が帰ってこないまま、入部試験は始まったのである。
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