第2章 親友の存在

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自傷してる人にとって… その人に 「やめろ」って言ったら その人に 「死ね」って言ってるのと同じ ということに気付いた。 ‘自傷’について 考えてみたら、そういう答えに辿り着いたのだ。 私があの頃にしていた リスカは…心の苦しみを 紛らすために身体を傷つけ、 その痛みで心の苦しみを 忘れさせる、という感じだった。 自傷は私にとっての ‘気の紛らし’だ。 結衣の場合 私と違い、逃げたくて自分を傷つけている。 結衣の逃げ場所=自傷みたいな感覚でやっているんだと感じた。 自傷って 結衣みたいな周りの人がすると…見てる私は 辛く感じる。 私もあの時 友達からそういう気持ちで見られてたのかな…
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