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さながら地獄の業火――連鎖爆破を狙った一撃は、確実なダメージとなってギガントマキアを追い詰める。
「さっさと沈め、デカブツ風情が」
苛立たしげに背部チェインガンと散布型ミサイルをミサイルハッチへ乱射/発射――瞬く間に広がる炸裂の炎。
散布型ミサイルとチェインガンの弾切れ/すかさずパージ/右腕の装着型レーザーライフルに出力配分を切り替えると、管制塔らしき場所に向けて乱射を開始。
無人の空間が赤熱色の閃光に射抜かれ爆発――するも、依然稼動し続ける兵器。
どうやら先代の反省は生かされているらしい――老兵最大の弱点たるダメージコントロールの部分を、完全にカバーしている=どこかに潜む『弱点』を、的確に付かなければ、いずれは――
【AF内部からコジマ反応を確認!
ネクストと思われます!】
オペレーターのフォロー(支援)――レーダーに表示される赤点×2/艦上に姿を現す、GA社新標準中量二脚型+重量タンク型――運悪く付近にいたサベージビーストが壮絶な火力に強襲された。
「何……?!」
今更と言わざるおえない『最高にして最悪』のタイミング――完全に『してやられた』
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