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長年アメリカに尻尾を降り続け、忠犬として尽くしてきたのに、餌を貰えない所か、棒で叩かれるような仕打ちを受けたと、多くの国民が感じたからだ。
だから、嫌い、と言うだけではなくて、憎むようにもなった。中国に対しても、同様だった。
貧乏になった日本は、周囲の国々から嫌われる様になった。
そして、次第に落ちぶれていった。
日本が怒っても、嫌っても、どうという事は無いと、無視されるようになった。
アジアからも、アメリカからも、EUからも相手にされなくなった日本は、次第にひねくれていった。
日本は40トン近いプルトニウムを持っていて、核武装など、簡単なんだと、怒鳴る政治家が増えて、街角で喝采を浴びるようになった。
日本は原子力発電のために、プルトニウムを腐る程溜め込んでいたらしい。
貧乏な国家や人間は大抵周囲から嫌われる。
まして、ソイツがひねくれていたならば、なおさらだ。
それは、貧乏でひねくれているやつは、大抵自分をコントロール出来ないからだ。
自分をコントロール出来ない奴は、立てなくなって、動けなくなるまで、徹底的に痛めつけて、力を奪わないと危険なのだ。
要するに、個人でも国家でも、自分をコントロール出来ない奴は嫌われて、相手にされなくなって、最終的には排除されるということだ。
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