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紅華さんに着いて行くと
そこは応接室でテーブルとソファだけが置いてある場所だった。
そのソファに座るよう促され
瑠璃ちゃんの隣に座る。
ちょっと嫌そうな顔された気がしたけど…
紅華さんは私の真向かいに座る
それはいつものお茶目な紅華さんとは違って
・・
社長な顔をしていた。
けどそれはすぐに悲しそうな顔になって
紅華「詩ちゃん…
ごめんなさいね
うちの紳一が…
最近どこで寝泊まりしてるんだか
帰って来なくて…
例のスキャンダルのことも絞り上げてやろうと思ってるんだけどっ!!
まったくうちの馬鹿息子ったら!!」
詩「なんだ…
紅華さんがいつもより真面目な顔するから…
私クビになるんかと思いました」
紅華「え？」
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