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『はろぉ』
ちゃらけた感じの男の子の声がした。
これがセイちゃんの声…。
「あ、こんにちは。」
電話の向こうからたくさんの人の声がする。
そいつらが『誰?』と言ってセイちゃんが『女ぁ』というのがまるぎこえだった。
「だ、誰かいるの?」
『いねえし。つかテルエッチしようよ。ヤる時の声。出してみて。俺ヤる時の声キモいやつとはやんねぇから。』
ケラケラ電話の向こうから笑い声が聞こえる。
冗談だよね……?
「あはは。ウケんね。」
私はなんとかごまかそうとした。
『うん。つか早くやって?』
嘘。
本当にやらなきゃいけないの?
でもセイちゃんに気に入られたい……。
私はセイちゃんの顔を想像して
自分の膣に手を入れた。
『あははは。あははは。』
電話の向こうから笑い声がする。
私はみっともなく喘ぎ続けた。
私はしばらく息をあげていた。
どうしよう。
セイちゃんに嫌われた…?
『マリア。できんじゃん』
……やった!
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