マリア

3/13
前へ
/213ページ
次へ
「つかアヤネ~、誰か紹介してよ~。」 私はアヤネにがっついて言った。 アヤネは私の友達。 まぁ男紹介してくれるから付き合ってるだけなんだけど。 アヤネはキラキラした携帯を見せびらかしながら言った。 「いーよ。どんなのがいいの?」 「ガチでイケメン。」 「イケメンはわかってんだけどさぁ~、もうちょっと具体的に言ってくんね?」 私はアヤネの携帯の写メを見まくった。 品定め。 不細工ばっかり。 けどこいつカッコいいな、 あ、でも実際は違いそう。 「全部だめじゃん。」 「はぁ!??じゃあこいつは?」 「写メは?」 「ねぇし(笑)」 まぁ暇潰しにでもメールするか。 私はその人のアドを受け取った。
/213ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4230人が本棚に入れています
本棚に追加