迷子と森の妖精

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さっと朝食を食べ終わり、レンファは少年の肩に座り道案内をしながら先に進む。 今日は平和なのか、数時間歩いたが魔獣は一体も現れず、順調にウォールに向けて進んでいた。 昼食の時間も魔獣は出ず、少年とレンファは快適とまでは言えなくとも楽に木々を避けて行く。 少年はひたすら歩き、レンファは少年に質問を投げかけ答えると言うやり取りが2日間続い日、レンファはある事に気付く。 それは少年の名前である。 2日間も一緒に居るが、まだ聞いた事がなかった。 別に名前を呼ばなくとも2人しか居ない訳で、質問すればそれは少年にへと伝わっていた為であった。
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