迷子と森の妖精

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「ゼクスですぅか~良い名前ですぅ~」 名前を褒めるレンファだが、それ意外にはまったく触れない。 いや… 興味がないのだろう、ゼクスも意外だと言わんばかりにレンファを凝視している。 『なぁ~?名前以外に食いつかないのか?』 肩の上で楽しんでいるレンファは言う。 「ゼクスって言うことが解ればどぅ~でも良いですぅ~! 私はレンファであなたはゼクスですぅ~!」 そう答えたレンファに『そぅだな!』と、軽く応え、道なき道を1人と妖精が行く。
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