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『なぁ~レンファ?少し話しがあるんだが良いか?』
ゆっくりと顔から離れ、ゼクスの肩に座り見詰める。
ゼクスは肩に掛かった重さを感じて、前を向き話す。
『最近な?
1人で旅をするのも悪くないんだけどさ~、やっぱり誰か話し相手が居た方がより楽しんで行けると思うんだけど………レンファはどう~思う?』
そう言ったゼクスの言葉に過剰に反応するレンファ。
「し……仕方ないですねぇ~、わ…私がゼクスと一緒に旅してやるですぅ~!!」
満面の笑みを浮かべ、ゼクスの頭をくるくると飛び回る。
『旅して「やる」ですぅ~?
いゃいゃレンファさんよぉ~?
上から物を言うのはどうかと思うぜ?
やっぱり1人「ごめんなさいですぅ~!!」で………。
そう~そう~謙虚な気持ちは大事だぞ?
レンファ。』
ふざけたように言うゼクスは、レンファを肩に乗せて街へと向かう。
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