街と登録と依頼

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店に入って、店主を呼ぶ。 『すんませ~ん。誰かいるか~?』 声を掛けてから直ぐにおやっさんと呼びたくなる人がくる。 「おぅ、待たせて悪かったな、何の用だ?材料を買いに来たのか?」 おやっさんは訪ねる。 『ちげ~よ、材料を売りに来たんだつぅ~の。』 「嬢ちゃん見たいな子がか? 何の魔獣だ?見せてくれ。」 まだ14~16才位の女の子が何を売りにきたか?と、おやっさんは笑っていた。 『ほぃ』 と、言うとグラッセやエアウルフ等、数種類の魔獣の材料を店主のおやっさんの前に乱雑に積まれる。 「…………」 目の前に出された魔獣達の材料に目が大きく開き、口をパクパクとしている。 レンファは、店主の様子にクスクスと笑みをこぼして笑っていた。 「じょ…嬢ちゃんが倒したのか?」 疑いの目と声色で問い掛ける店主。 『当たり前だろ?これくらいの魔獣、倒せるつぅ~の!! そ・れ・に!! 俺はおっとぉこぉ~の子だし』
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