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２人が受付の前に行くと女性が話し掛けてきた。
「初めまして、私は受付嬢をしているアンリ・フルーリと言います。
宜しくお願いします。」
丁寧な挨拶をされ、自分達の名前を伝える。
『俺はｾﾞｸｽで、こっちはﾚﾝﾌｧ。
よろしくな～』
『よろしくですぅ～』
少し笑み浮かべたｱﾝﾘは要件を聞く。
「本日のご用件はｷﾞﾙﾄﾞｶｰﾄﾞをお作りになる事でしょうか？
それとも依頼でしょうか？」
『ｷﾞﾙﾄﾞｶｰﾄﾞを作りにきたんだけど、作れんの？』
ｱﾝﾘはｾﾞｸｽにｷﾞﾙﾄﾞｶｰﾄﾞを作るに当たって必要事項を伝えた。
『まずは、この紙に必要事項を書き込んだら良いんだよな？』
「はい、終わりましたら、ｶｳﾝﾀｰまでお持ち下さい。」
そう言われ、ﾃｰﾌﾞﾙで書き始める。
『えぇ～と、名前に属性に武器に……使い魔ってﾚﾝﾌｧじゃねぇ～よな？』
ﾚﾝﾌｧに確認する。
『当たり前ですぅ～ｾﾞｸｽとは対等な立場で仲間なんですぅ～。』
と、ﾚﾝﾌｧ談。
更にぶつぶつと言いながら書き込んでいく。
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