街と登録と依頼

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よおやく書き終わったので、アンリの前に向かった。 一つ一つ確認をしていると「レンファさんは、使い魔では?」と聞かれ、レンファが『むぅ~違うですぅ~!!』と機嫌悪く答えたりしている。 更に用紙に書かれた内容に『解らない』と書かれた部分があった。 気になったアンリがゼクスに質問する。 「ゼクス君は魔力量が解らないのですか?」 一般的に魔力量は武器屋、宿屋、材料屋、服屋等と言った場所で比較的、楽に測れるので余り知らない方が珍しい。 『うーん、知りたいけど測れねぇ~から解らん。』 当たり前のように答えるゼクスにアンリは、?を浮かべる。 「測れないとは……まさか魔力の流し方が解らない訳じゃないですよね? それとも魔力無い…それも有り得ないわね…。」 1人で悩むアンリは、ゼクスに「付いて来て下さい。」と、言いある部屋に入っていく。 不可解な行動に2人も困惑した顔をして後に続いた。
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