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ガサガサと森の方角から不吉の予兆が聞こえてくる。
『たったら~』
まだ少年は気付いてはいない。
確実に複数の音が少年に迫っている。
『ふっふぅ~』
少年は何を言っているか?
臨時収入が余程嬉しいのか、数mに敵が迫っているのに気付かない。
『にゃは~にゃ……………?』
やっと自分の置かれ事態に気付い時には,前横後ろに魔獣エアウルフの群れに囲まれていた。
『やっちまったぜ………
あははは…はぁ~
面倒くさぃな~
弱い癖に無駄に数だけはいやがるからな~……ぅん!
逃げよう!』
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