6月 決戦 シュークリームの乱

2/8
前へ
/47ページ
次へ
これは、とある戦争の物語である。 6月吉日。 千絵姉の親とうちの親は町内会の役員らしく、その手伝いで俺は千絵姉の家に行った。 将吾「荷物の搬入終わりましたよ」 千絵の母「そう、なら冷たい飲み物あげるから待ってて」 将吾「ありがとうございます」 とまあまったりとしていたら、 千絵「あんた課題やってないでしょ」 将吾「ギクッ」 千絵「…呆れた」 将吾「まあ、明日までにやればいいから」 千絵「どれくらいあるのさ」 将吾「数学に英語に、日本史と…」 千絵「ああもう!」 全部見てやるから持ってこい、と怒鳴られた俺は徒歩5分の自宅まで走って課題を取りに帰った。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加