外伝 不死鳥の再来

2/8
前へ
/47ページ
次へ
初夏の日差しがだんだん強くなり、織り姫と彦星が久しく逢える素敵な日。何を隠そう、七夕の日のことである。千絵姉はやらかした。 千絵「マスター、マスターと奥さんの出会いってどうだったんですか?」 この類の話が好きな千絵姉は、なんの前触れもなくやらかしてしまったのだ。だいたい知っている千絵姉以外のみんなは前触れがあれば止めていたのだろうが、それがなかったのだ。誰が責められるのか。いや、悪いのは千絵姉だ。 マスター「お、聞きたいか⁉」 千絵「はい、是非‼」 …何か暇を潰せるものを持ってこよう。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加