4月 最初の春

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商店街を抜けて、大通りとの交差点に差し掛かったとき、 女子高生「あれ?あんたもしかして、将吾かい?」 将吾「あっ、千絵姉!」 そこに現れたのは、小学校以来に会う幼なじみの 山本千絵(やまもとちえ) がいた。 千絵「にしても久しぶりだねぇ、元気してた?」 将吾「うん、千絵姉もおかわりなく」 遥「おはようございます、千絵さん」 千絵「おはよう…って、あれ!?どうしてあんたらが一緒にいるの?」 遥「バイト中に淀高の制服の人を見て、ちょっと気になったので話しかけてみたら、現在に至るって感じです」 千絵「バイト?藍ちゃんが風邪引いたから?」 遥「はい」 千絵「まあその辺はいいや」 将吾「いいんだ…」
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