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日本のとある地方に3方を山に囲まれ、目の前に青い海が広がる現在の日本ではとても珍しい長閑な村があった。
村外から訪れる人間はほぼおらず、村人達は独自の文化で農業や漁業によって生計を立てていた。
だがそんな長閑な村でちょっとした騒動が起こっていた。
村の掟で入ることを禁じられていた村外れの祠に、村の男の子2人が掟を破り、扉を壊して中に入ってしまったのだ……。
昔からその祠にはケガレと呼ばれるこの世の者達ではない者が封印されていた。
…それが解放されてしまったのだ……。
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