~雨~ 君と出会う

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「名前… 聞いてもいいかな?」 その人は泣いていたけど、どうしても気になったから聞いてみた。 「…ゆう…」 「ゆうっていうの?君の名前…」 そう聞きかえしたら、尚更泣き出してしまった。 「あわわっ💦 どうしよう…ごめんね💦 ごめん💦」 「グスッ//」 「無理に言わなくていいよ? 大丈夫だから…」 「ゆうぉ……グスッ//ゆ…」 グラッ… 「危ない!」 ふらついて倒れそうになった体をしっかり支えた。 体は雨で冷えて、とても冷たかった。
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