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戦が何を閃いたのか急いで携帯をポケットから取り出した。
戦(確かあのメールには武器がどうたらってあったはず…
武器があればひょっとしたらあの化け物を倒せるかも…
よし…これはもう賭けるしかない!)
戦は希望を抱き大男に注意しながらメールボックスを再度開いた。
――――――――――――――
『……………なお武器の出し方は、とっても簡単だぞ~><
【武器の名前+よ来たれ】と叫ぶだけっ笑
ただそれだけで~す。
さあ武器を手にして闘いたまえ~\(^o^)/
そして君の武器の名前は~…
《鬼神包丁》“ガントラ”。』
――――――――――――――
もう戦に考える余裕など無い。
戦がメールを読み終わると同時に大男が迫って来たからだ。
戦「奇跡でも何でも良い!
あいつを倒せる武器を!
生きるための力を!
《鬼神包丁》よ来たれぇぇ!!!!!!!」
しかし……
何も起こらない。
それに大男との距離はもう1mくらいしかない。
戦が愕然としたその時……
なんと戦の携帯が光りだしたのだ。
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