【第一部】DEATH GAME

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携帯から発せられた光が辺り一面を包みこむ。 戦「うわっ!」 戦はあまりの輝きに目をつぶってしまった。 この光を例えるなら、太陽が生まれた時のビックバンが一番適切だろう。 戦(何だコレ… 目くらましなのか? とにかく状況がわからない… 目開けたくないけど… そんな事言ってらんない!) 戦は勢い良く目を開いた。 どうやら光を放ったのは一瞬だけらしく、辺りは元通りに暗くなっていた。 チカチカする目で必死に敵の姿を確認する。 すると…… 戦「ん!?」 なんと戦の目に映ったのは…… 目の前で仰向けに倒れている大男であった。 大男は目を押さえながら倒れ、ジタバタしている。 この大男は光が苦手らしい。 戦(おっ…これは効いてるっぽいぞ! でも肝心な武器がないな…)        コツ 戦「いてっ…なんだ!?」 戦の右手に何かが当たった。
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