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携帯から発せられた光が辺り一面を包みこむ。
戦「うわっ!」
戦はあまりの輝きに目をつぶってしまった。
この光を例えるなら、太陽が生まれた時のビックバンが一番適切だろう。
戦(何だコレ…
目くらましなのか?
とにかく状況がわからない…
目開けたくないけど…
そんな事言ってらんない!)
戦は勢い良く目を開いた。
どうやら光を放ったのは一瞬だけらしく、辺りは元通りに暗くなっていた。
チカチカする目で必死に敵の姿を確認する。
すると……
戦「ん!?」
なんと戦の目に映ったのは……
目の前で仰向けに倒れている大男であった。
大男は目を押さえながら倒れ、ジタバタしている。
この大男は光が苦手らしい。
戦(おっ…これは効いてるっぽいぞ!
でも肝心な武器がないな…)
コツ
戦「いてっ…なんだ!?」
戦の右手に何かが当たった。
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