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そして剣の出現により戦自体にも変化がある事に気付いた。
戦の服装が大男の様な死神らしき服装になっているのである。
戦は少しの間何が起こったのか分からなかった。
だが戦には明らかに今までの自分とは違うのが分かった。
戦(なんだろう。
なんか強くなった気がする。)
そして戦は急に自分の置かれてる状況を思いだした。
ふと前を見ると……
大男はもう、戦を殴れる間合いまで入っていた。
ゴオッッッッ
大男は大きくふりかぶる。
あまりの早さに空気と空気の摩擦で音が出ている。
しかし戦は全く動揺していなかった。
戦「よし!
コレなら行ける!
うぉ――――!」
戦は携帯を黒い服のポケットの様な場所にしまう。
そして今までに使ったことの無いような筋肉をフル活動させて剣を握った。
刺さっている剣を地面からひっこ抜こうとしているのだ。
しかし大男の拳が迫ってくる。
ブンッ
大男の攻撃は空振った。
間一髪のトコロで戦は避けていたのだ。
そしてそれだけではなく……
バシュッ!!
剣を抜いた勢いで大男の腕を斬り飛ばしたのだ!!
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