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そんな風に戦はいろいろと考えていると……
大男「よそ見をしてる暇はないぞ。
ここからは本気で行かしてもらう。」
そう言うと大男は左手を前に差し出し……
大男「はああああ…」
唸る様な声を出し始めた。
すると回りにはドス黒い霧の様な気体が生まれる。
戦(………
なんだろ?
力でも溜めてるのかな?)
その霧は左手に集中して、形を成し始めた。
すると十秒後、形を成していなかった沢山の霧が雷の様に辺りに飛び散った。
バリバリバリバリバリ!!!!!!
まるで激しい雷鳴のようだ。
雷となった霧が地面に大量に降り注ぐ。
雷の落ちた地面は黒く焦げてしまっている。
戦(雷そのものにも攻撃力があるなんて…
どんなエネルギーだ…)
そして十秒程たっただろうか。
激しい雷鳴が鳴り終った時、大男の手にも剣が握られていた。
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