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「どぉーして それを真っ先に報告しないのよっ!!」
ユヘイミに説教を受ける
真美子の姿は、とてもとても
異様な光景であった。
「報告って言われても、ついさっき聞いたばかりよ…」
「それで!?ミヘイユはどうしたの!」
鬼のような形相で叫ぶ少女に
真美子は怯んだ。
そして思った。
「( こんなの子供じゃない!可愛くないっ)」
泣きそうになる。
理想の子供、そう、ミヘイユの
ように純粋さを体中から
溢れさせているような
子供ばかりがいるのではない。
「でも、いくらなんでも説教はないよ…しくしく」
「あなたのプライドなんてどうでもいいのよ!早く教えて!ミヘイユはどこ!?」
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