かかし

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かかし

出会いと別れを繰り返す日々 出会いで笑い 別れで泣く 俺は簡単に考え過ぎてた 恋愛というものを 初めて君と出会い 泣いてた君を 本気で守ってあげたい 笑顔にしたい そんな気持ちから 愛が生まれ 一生君と一緒 最初の恋でそのまま結婚(ゴール) できると思ってた 周りがする恋バナ 何人もと付き合う奴なんて おかしいと思ってた俺 自分では順調だと思ってた恋 知らぬ間に相手を不安にさせ 彼女の心もう赤信号 気付いた時には遅かった 彼女の気持ちはすでに他の男 俺と別れてすぐに向こうは彼氏がいる なんて辛い現実なんだ 同じことを繰り返していく自分 なんだろな?汚れてくのがわかる いつの間にか自分が嫌いな人になってた自分 なかなか長続きしない恋 半信半疑 素直になれない俺 不安な俺に いつも言ってくれるあの言葉 『私は前とは違うよ、信じて』 この言葉が何より俺を不安にさせる 俺はまるで『かかし』さ 所詮は鳥たちの羽休めでしかない もうわかってるんだ 同じことを繰り返しすぎて 最初は飛んでいっても 追い掛けてたけど 今では そんなことしても無駄なのが わかってきたから 地面に根をはり 追い掛けもしない 好きになるのが怖いから 近づこうともしない 俺は本当の『かかし』になる 俺の肩で休んでってくれ 俺は動かないぞ 裏切らないぞ 君たちの恋の通過点でしかない俺 みんなの『かかし』になる ただただ泣いてる 鳥がくるのを待つ どうか俺の肩で笑顔を取り戻して 次に羽ばたいてってくれ それが何より俺の幸せだから 俺は恋の羽休めするための 『かかし』さ
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