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雨が教えてくれた
あの日キミが流した涙
キミはあの日のこと覚えてるかな?
僕はまだ覚えてるよ
忘れるわけがない
キミが初めて素直になれた日だから
今日の空は誰かに似ていた
涙を流すのを堪えてたキミによく似てた
ついに降り始めた
僕は折り畳み傘を広げる
でも僕は感じた 確かに感じた
あの日あの時と同じ匂いを
この雨はあの日流した
キミの涙が詰まってるんだ
僕は折り畳み傘をしまったよ
自分から雨にうたれたよ
キミを感じていたいから
誰も知らない僕だけしか知らない
今日の雨の匂い
なんか嬉しかったよ
何億分の1ぐらいまで
薄れてるキミの匂いを見つけれたんだから
僕は不安になってた
でもその気持ちに気付かれたくないから
僕は毎晩一人で泣いた
ある日雨が降り
キミからの電話が鳴り響いた
「ねぇもしかして悩みとかあるんじゃない?」
なんでわかったんだろ?
理由を聞いてみた
「雨を見てたらあなたが辛そうな顔してるのが浮かんだから」
同だあの時の僕と
やっぱり僕はキミを選んで良かった
雨が僕らの空白を埋めた
キミが苦しいんでる時は
またこの雨が教えてくれるだろ
僕が辛い時は
また雨が伝えに行くだろ
あの日わかり合えたから
僕らには奇跡が起きる
二人どんな時も通じ合える
いつか いつか
僕らの匂いがしない雨になるまで
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