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影の歌
ねぇ気付いてますか?
ここだよ ここ
君のすぐ近く すぐそこにいるよ
いつも一緒なのに気付いてなかったの?
それってなんか寂しいや...
ところで どうしたの?
泣いてるなんて キミらしくない
水臭いなぁ 僕が居るだろう
何でも話せよ
キミはひとりじゃない...
僕は時にキミより大きくなって
キミを驚かせる時もあるけど
わざとじゃないんだ ゴメンね
たまに隠れる時もあるけれど
僕は確かに君の足元に居る
それだけは忘れないでよ
キミが涙を流すと僕も涙を流すよ
キミが哀しければ僕も哀しいよ
僕は誰よりも君に近い存在さ
キミはたまに僕は怖がるけど
僕は何もしないよ?
怖がらないで 仲良くしようよ
思い出してごらん....
キミと僕はいつも一緒だろ?
寂しい夜も 月明かりで
僕は確かに君の傍にいるよ
何もない 暗い部屋にいるなよ
僕がキミを抱いて怖がらせちゃうだろ
早く明かりを点けて
ほら...キミと同じ.....
僕は闇だけど嫌わないで
闇だけど光がなきゃキミに会えない
闇を怖がらないで
僕もキミの一つなんだ.....
早く気付いて...
僕らは一つなんだ....
キミの闇なんだ....
僕はキミなんだ....
すぐ傍にいるよ....
キミの足元に....
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