半人前

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一目見れば歴史を刻んでいると分かる屋敷。 そこは、 陰陽師本家神風家。 私、神風零。 神風家本家は十六歳になると、代々受け継がれていた儀式がある。 鬼門を開き鬼を召喚した上で鬼と契約を結ぶのだ。 契約を結べば鬼の力を使えることが出来る。 けど、下手すれば生死にも関わるこの儀式を私は何とか済ませ一人前と認められることになった。 はずだったんだけど…
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