村を支配する化物

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天使の梯子が架かっている場所の1つ、草原のような場所が森の真ん中にあり、レイスはそこの上でブレーキをしてそのまま高度を下げて着陸。 着陸するとコクピットを開けて、右翼に飛び乗って、そこから地面に着地。 レイスは自分の左腕に付いている時計のような機械で、緑色のボタンを押すと、コクピットの扉は閉まる。 「これでよし! それにしても綺麗な場所だな 天使の梯子まで架かってるじゃねーか こんないい星があったんだな この辺じゃクーラも居ねぇだろうな」 レイスは独り言を言い残すと森の奥へと進んでいく。 レイスを歓迎するように木の枝に乗っている青い小鳥達はコーラスのようにさえずる。 「歓迎してくれてんのか? 嬉しい限りだ」 レイスは機嫌よく進むと村に着いた。 入り口に木のアーチが架かっており、見上げてみるとフーシャ村と書かれていた。 藁で出来た家が何軒もあり、奥にはでかい藁の家がある。 「フーシャ村って言うのか…… ん?」 レイスは奥の方を見てみると体に銀色のアーマーをつけて、右手に棍棒を持っている蛇のような黄色の目をしている緑色の蜥蜴のような化物が女性を襲っているのだ。 その女性は悲鳴を上げるが意味は無い。 「ザードか しゃーねー!」 レイスは右腰に付いているホルダーから黒色の装飾銃を取り出し、目にも止まらない早撃ちでそのザードと呼ばれる蜥蜴の化物の頭を撃ち抜いた。
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