夢から覚めた時

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それから何日かして、彼女と沢山話すようになった。夢の話、彼女と僕の夢の世界。彼女の夢の世界は、沢山の植物や草木があるそうだ。何時間も話、尽きることを知らない夢の世界。でも一つだけ気になる事があった。彼女は何故、僕の夢の世界に居たのか。彼女と話してる時、ずっと考えてた。やがて夜になり、横になって長く寝ていた時に僕だけしか居なかった世界に誰かが居た事についてと彼女と本当に夢の世界で会ったのか考えた。「実は貴女に会った夢何てありません。」なんて言えなかった。だから会った事のある振りをした。また、虐められるんじゃないかと思って。 色んな事を考えてる中、何処からか彼女の声が聞こえた。 「…起き…てるの?」 そう言ったが、彼女は答えてくれなかった。
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