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それから淡々と授業は過ぎた
もちろん授業は全て睡眠となり撃沈
そして今は昼休みだ
迫人は購買に向かった
昼の購買は本当に戦争だ
どこの高校も変わらないだろう
何とかパンを勝ち取ると飲み物を買い自分の教室に戻った
「ん?何か教室が騒がしいな…」
教室に戻るとガヤガヤと騒がしいのに気がついた
何かヤバい予感がする
その予感を無理やり振り払うと教室に入る
(ガバッ)
いきなり誰かが飛び付いてきた
まぁ誰かはすぐ分かったが何とか倒れずにすんだ
「迫人!!遅いぞ!!一緒に昼食を食べようと思って来たのに!!!」
そう飛び付いてきたのは雪さんだった
そして周りから恐ろしいほどの殺気…
「雪さん?まず離れませんか?」
承諾を得ようと雪さんを見る
「ダメだ!!遅れた罰だ!!」
「罰って何も約束してないじゃないですか…」
一刻も早くここから抜け出したい…
「泣くぞ!!泣いちゃうぞ!!」
雪さんは上目遣いをする
めちゃくちゃ可愛いってか反則だなこれは…
今のでさらに殺気が…
もう嫌だ……
どうにでもなれ!!
「え///」
雪さんをお姫様抱っこすると屋上に走った
雪さんはめちゃくちゃ軽くてスタイルは抜群だった
はっきり言って自分でしたのに走っているときに恥ずかしくなった
屋上に着くと端のベンチに雪さんを降ろす
雪さんは赤くなって下を見ていたがるすぐ顔をあげる
「びっくりした///でも嬉しかった//ご飯食べよっか////」
いつもの雪さんらしくないくらい照れてしおらしい。誘惑もないし実は純粋?
そんなことを考えながら促されるまま雪さんの隣に座る
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