1466人が本棚に入れています
本棚に追加
「なぁ迫人~ 今から暇か?ゲーセンいかない?」
祐二からいきなりの提案
「ん?まぁ荷物もまだだけど急ぎじゃないし良いけど」
祐二はめちゃめちゃ喜んでいたがマジで…キモイです!!
それから祐二とゲーセンで格ゲーやらレースやらクレーンゲームやらやって外にでた。まぁ全勝してしまったので祐二はもうベコベコに凹んでいる
「マジ祐二弱いよな」
「迫人が強すぎるんじゃ!!」
まぁ元気そうだし殴ろ
(ドス…)
「なぜ………?」
祐二は鳩尾を抱えて倒れた
※祐二終了のお知らせ
「お願いします… 殺さないでください… お願いします迫人様」
まぁ可愛そうになったから今回はやめとこ
それから何度か馬鹿をしながら家に向かって歩いた
「おい!!何当たってんだよ!!服が汚れただろ!!クリーニング代だせよ!!まぁ姉ちゃんなら体でも良いがな(笑)」
歩いていると前に不良に絡まれている女の子がいた。こんなときいつも思う
(何でみんなは見て見ぬ振りをするのかと)
不良は一方的に言っているだけで服は汚れてない
きっと言いがかりだろう
そう考えていると祐二がいきなり話かけてきた
「あれ俺たちの学校の制服じゃね? ………よし!!迫人出陣!!俺はここから迫人が散るのを見届けるであります!!」
「んな!!意味分からん!!ってかお前が行くんじゃないんか!!」
「さっき俺を殴ったりゲームで全勝した天誅じゃあ~~~」
「はぁ~~」
深い溜め息ついた
まぁこのまま見過ごすのもなんだしな
ってか何でこんなに俺はお人好しなんだろう
しょうがない行くか
いざ出陣!!!
決意してから早足で不良と女の子の方に歩み寄る
最初のコメントを投稿しよう!