0人が本棚に入れています
本棚に追加
気がつくと脚本家が二人を観察している。
脚本「おれ、お前のこと……」
ゆうじ「脚本!」
脚本「おれ、お前のこと……脚本!じゃないだろう。さあ、続けてくれたまえ。お前のことがなんなんだ?」
ゆうじ「いや……」
脚本「愛してる?」
ゆうじ「いや……」
脚本「好きだ?」
ゆうじ「いや……」
キリエ「私は……演出を愛してる」
ゆうじ「キリエ……」
脚本「愛とはなんだ?」
キリエ「脚本、きっとあなたにはわからないわ。だって愛は甘くもしょっぱくもないもの」
脚本「愛とはなんだ?」
と、突然サイレンがなる。
最初のコメントを投稿しよう!